へっぽこ水泳コーチの日常

スイミングスタッフ・一児の父の描く日常を中心に好きな事を書いています😁

居心地が良いは要注意?自分が成長するために必要な環境の整え方

皆さん『つるみの法則』ってご存じでしょうか?

 

よく遊ぶ人やよく一緒にいる人等、身の回りにいる人たちの平均は自分と大体同じになっていくという事をつるみの法則といいます。

数値として出すのは難しいですが、思考や価値観といったものです。

 

私は水泳コーチをしていますが、そういう場面を大人・子ども共に多くの場面で感じることがありました。

 

自分自身が成長するためには、居心地の良い所ではなくある程度緊張感のあるところへ足を踏み入れてみる。

 

例えば新しいことを始める時は不安があると思います。

 

ただ、それは自分の成長へ確実に向かっている証拠です。

 

仕事でも仕事に慣れてきて、だんだん居心地がよくなると今の現状に満足してしてしまい、自分の成長があまりなくなってしまいます。

 

これだけ聞くと環境のせい?と思ってしまいがちですが、そこで終わっていてはいけません。

 

自分自身がアクションを起こす必要があります。

 

私の経験が少しでもプラスになれば幸いです。

 

【水泳】育成クラス

私が育成クラスを担当していた時の事。

 

総勢30名ほどの選手を抱えていましたが、大きく目標が3つありました。

①全国大会(全国JO)出場(5名)

②選手コースへの標準記録突破(10名ほど)

③自己ベスト(全員)

 

他に細々ありましたが大きく分けています。

レベル的に①→②→③といった感じです。

 

クラスの特徴として皆仲良しでした。

悪い意味で練習も仲良し練習。

②の選手が先頭①の選手が後ろなんて事も多く目標に対しての練習レベルに到達できていない選手も多くいました。

 

もちろん順番を変えたり、目標に対しての練習強度をミーティングなどしていますが、意識できている人もいれば全く意識していない選手もいます。

 

そしてこの意識差がある練習をしているとどうなるのか?

 

だんだんこのレベル差が無くなっていきます。

 

そんな状況で様々な変化が起こります。

 

 合宿への参加

①のグループは選抜され合宿に行く機会があり、私も帯同していました。

 

レベル的には全体で中の下くらいになり、自分より意識の高い選手の中で練習をしていきます。

練習は普段と変わりません。なぜなら私がメニューを作成しているから。

 

ただ選手たちは必死に練習を行い、普段よりはるかに積極的な練習をしていました。

 

ミーティングで再度確認していると、その5名は所属に戻れば年齢的には上ではありません。ただ泳力は上です。

その点で迷い・遠慮がありました。選手自身も自覚していますが、できていなかった。

 

目標に向けてその練習でいいの?環境のせいにせず、自分たちで環境を変えなければいけないんじゃない?という話で合宿は終了。

 

 所属に戻りいい流れへ

所属に戻りその合宿のフィードバックをします。内容や技術的な面もそう。

 

何より合宿帰りの5名がどう変化したか?です。私はそこのインパクトを合宿に行っていない選手たちに見せることができれば変化があると思っていたからです。

 

結果合宿組は合宿前よりも意識の高いトレーニングをし、それに触発された選手がそれについていこうと良い練習をする。

 

他の選手に『焦り』が生まれたのです。

 

チームとして意識が上がり、良い状態になっていきました。

 

ただ、これは残念ながら一時的なもので、だんだんもとに戻っていくので、

 

コーチはどんどん次の手を考えなければいけません。

 

 次の変化

少しずつ意識が上がり、『つるみの法則』が少しではありますが良い方向に向かっていました。

 

そしてその流れで目標②の選手から選手コースへの標準記録を突破した選手が出ました。

はるかに練習レベルが高くなり、それ以外での意識もすごく高くなっているのは私も感じていました。目標が明確になり、与えられた事以外でも努力をしていて自ら変わろうとしていました。

 

しかもその選手は、あと少しで突破の選手ではなく大ベストでまだまだ遠い状態からの突破。

 

他の選手へ与えるインパクトはとても大きかったです。

 

そして憧れの選手クラスへ上がり、より意識の高い集団へ入っていきました。

 

それを見るとやはり触発される選手は多く、より練習に対する意識が上がっていきます。

 

そんなこんなを繰り返した結果

 

①全国JO 5名突破

②選手クラス 9名突破

③自己ベスト 全員

 

ほぼ目標クリアでシーズン終了することができました。

 

ちなみにJO本大会はほろ苦で終了…

 

まだまだ修行が必要です。

 

 成長する選手の特徴

・自分で練習を自己評価できる

コーチが良い・悪いなど言わなくても分かっている。(水泳だとタイムの評価)

 

・環境を変えるために自ら動くことができる。

環境を言い訳にせずに努力することができる。

 

・最初から決めつけずにとりあえずやってみる。

やる前から否定的な発言をしない。

 

 ツッコミをしたくなる選手

・レース直前に『速くなるにはどうすればいいですか?』と聞いてくる。

練習中さんざん言っているし、なぜもっと前に聞いてこなかった(笑)

気持ちは分かりますが…

 

・最後の一本だけ速く泳いで満足そうに帰っていく

練習の意図と違う。

 

・体の不調を訴える

筋肉痛が…肩が痛い…

なぜ最初に言わなかった?

 

こんな奴らもいますが、なぜか愛せる選手です(笑)

 

環境を変えるは必要。でも勘違いしないでほしいこと

競技でも仕事でも高いレベルの中に身を投じることが成長につながると考えています。

 

ただすぐに環境(所属・会社)を変えるのではなく、自分で今の環境を変える努力をしてみてから考えてみてほしいという事です。

 

私は環境のせいにして自分は何の努力もしない人は成長は少ないと思います。

 

環境を変えれば解決すると思っている。

 

そうではなく、自分が変われば周りも変わっていくと私は思ってるからです。

 

競泳界でも移籍をすれば何とかなると思っている人(特に保護者)多いです。

 

もちろん環境の変化から一時的にタイムが上がる人は多いですが、根本が変わらないので、結局同じ状況に戻ります。そしてまた移籍しようとする。

 

水泳業界は意外と狭く、コーチの横のつながりはたくさんあるので、移籍の情報はよく入ってきますがその移籍先で大化けしたという選手はそう多くありません。

 

もちろん環境が変わって大化けした選手もいます。

 

努力したうえで、合わないと感じるのであれば移籍をするのはいいと思います。トップ選手でもコーチと合う合わないも、人と人同士ではやはりあり得ますからね。

 

ただ、環境のせいにしすぎでしょ!という問題も多かったんじゃないかな~

 

競泳コーチならこの辺のトラブルは経験あるんじゃないでしょうか。

 

自分が成長するためにどういう行動をとるべきか

・仕事で決まったルーティーンがあるのであればさらにそこの精度(完成度)を高めてみる。

 

・目標・理想とする人がいれば、そういう人と付き合う機会を増やしてみる。

 

・今の仲良しグループでも自分が変わって他の人を巻き込んでいく。

 

・今の思い込みを捨て、視野を広くするように努力してみる

 

・新しいことに挑戦してみる

 

・仕事以外の人脈を作る

 

色々とありますが、たくさんチャレンジしてみるのが良いと思います。

 

仲良しメンバーは居心地もよくリラックスできますね。そこの関係はとても素晴らしいので大切にしてほしいです。

 

ただ、現在の環境に満足していないのであれば、自分が変わる必要があります。

 

違う考え方の人の中に入れば新たな発見があり、視野も広がっていくと思います。

 

環境の変化を待つのではなく、自ら環境をコントロールする気持ちで行動を起こすようにしてみましょう。

 

ただし、居心地が悪い=良いではありません。気分が悪いとかはまた違う話になってきてしまうので… 

 

私もチャレンジしていますがなかなか難しいです。

 

このブログなんかもその中の一つですが、もっと色々と挑戦してみたいです。

 

起業している人とかの本とかは読みますが、直接話してみたいですね

 

多分考え方全然違うんだろうなぁ~