緊急事態宣言が解除され、日常を取り戻しつつあると思いますが、運動を教える身として気をつけてほしいことがあります。
それは怪我です。
当たり前だよと思う人は多いと思いますが、今は怪我をしやすい条件が揃っています。
老若男女注意してほしい点をまとめました。
チェックしてみて、くれぐれも注意するようにしましょう。
数ヶ月まともに動いていないという事を自覚する。
これがかなりデカイです。
長い人だと3ヶ月以上動いていない人もいるのではないでしょうか?
うちのスイミングも3ヶ月休みでした。
その休み明けの人が練習に来ますが、やはり自分のイメージは3ヶ月前でやってきます。
そしてしんどいと思っていながらも泳げてしまうのでそのままやってしまいます。
指導員もなんか大丈夫そうだな。と普通にやっている人も多いでしょう。
しかしそれが数回続き、階段の登り降りなどふとしたタイミングで『ビキッ』『ブチッ』とやってくるのです。
疲労が溜まり、体重がかかったり、大きな動きをした時です。
そしてそれが、学校・仕事・運動を一気に開始すると…
更に休まなければいけなくなってしまうかもしれません。
今回のコロナ騒動では、人生の中でもトップクラスの期間で体を動かしてない人多いと思います。
なんせほぼ休みなしのコーチがのんびり休めているのですから…
それだけ異常な事だったんだと把握して無理はしないようにしてほしいですね。
気をつける事
急に走り出す等負担をかける動作(特に階段)
学校の階段ダッシュ、テンション上がってやっている人いませんか?
通勤で電車の時間に間に合わないから急いでダッシュなんてのはもちろん危険です。
運動も控えめに
やってみると自分が思っていたより意外とできてしまうものです。
大事なのは運動後その疲労が溜まった状態で立つ座るなどの少し負荷がかかる動作が入った時に異常が出てきます。
各関節の可動域も前ほどではなくなっているので、最初はあまり大きく動かしすぎない事。
運動はしばらく物足りないくらいでOK
運動前・運動後のケアはしっかりと!
自分の身体は自分にしかわからない。
団体で練習するスポーツなどはやはりチームとしての流れがあるので、異変を感じても中々言い出せない場合が多いです。
でもその我慢が大怪我に繋がってしまうかもしれません。
異変を感じたら放っておくのではなく、ちゃんと確認してください。
特にこの時期は絶対に無理をしないこと。
日常動作でも当たり前のようにやっていた動作で筋肉系の怪我をすることもあります。運動で疲労がたまりその帰り道歩くが最後の引き金となり、怪我につながるなんてことは多いので注意してください。
準備運動
運動後のケア
無理をしない
一瞬で力を入れる動作はなるべく避ける
ここはしっかり押さえましょう。