皆さん好きな事、楽しいことはありますか?
何か始めてみたいけど中々見つからないという人も多いと思います。
私も無趣味だった時期もありますが、今はいくつか楽しめる事を見つけました。
その時感じたことをまとめてみたいと思います。
参考になれば幸いです。
楽しくなるためにはそれなりに技術・努力も必要である
上手くできないものはつまらない
例えばスポーツでも得意な競技は楽しめますが、自分一人だけ格段に下手な種目をやるとつまらないですよね。
私は卓球・テニス等ラケットを使う種目が苦手でした。
その競技のつまらないこと(笑)負けまくるし
逆に球技は得意でした。
割と自分の思うようにボールを扱えたので今でも好きです。
ちょっと練習・努力をすると楽しみが分かってくる
扱いに慣れてくるとだんだん楽しくなってきます。そこに至るまでに行動をおこすことができるのかどうかがカギです。
途中でやめちゃうことが多いので、趣味とまでいかないことが多いのでしょう。
競泳経験0の私がスタートして今も競泳コーチをやっている話
競泳に足を踏み入れた理由
早速ですが、私は水泳コーチです。競泳の選手も担当しています。
しかし、私には競泳経験はありませんでした。むしろ学校水泳程度しかやった事がありません。このブログのタイトルの通り『へっぽこ』なのです。なぜ競泳の世界に飛び込んだのか?
最初は新人時代競泳の世界も一般指導に活かせるからやってみなさいという上司の言葉でした。
こう見るとすごく良い言葉に聞こえますが、ただ見る人・やりたがる人がいなかっただけでした。
専門用語もまだよくわからないし、知識も初心者に教えるものは研修でやってきましたがそこからの発展は正直全く分かっていませんでした。
給料が増えるわけではないし、負担が増すだけです。
速くなりたい選手たちを導く自信は全くありませんでした。
正直全くやりたくありませんでした。
ただの仕事として嫌々やっていた時期
正直何も知らない状態だったので楽しいはずもなく、ただ怒られないようにやっていたというような感じでした。
怒られるとよく言われる言葉
『やる気あんの?ないなら辞めてもいいんだけど…』
ほぼ脅迫です😐
体育会系でやってきた私はこの言葉に対してやる気ありませんとは絶対に言えないのです(笑)良い教育がされているのか🤣
ほんとは辞めたいんだけどな~と思いつつも続ける日々
そしてよく言われる言葉part2
『なんか聞くことないの?なんで聞かないの?』
この新人時代は良いんだか悪いんだか、社内でも評判の強烈な上司がそろっていました。一番近い上司でも10歳以上年上(今となっては非常に感謝している)
他の支部の先輩には『まだ続いてんの?』とか『よく続けられてるね』とかがあいさつの後に出てくるようなところでした。
そんな上司からこの言葉。
正直この時の私は何が分からないのかすら分かっていないような状況でした。
分かる人にはわかってもらえるはず!
なんか質問しなきゃという事がストレスだったりしました。
そして気楽に聞けるような人でもなかったので、人生相談のような重~いトーンで満を持して質問に行くのでした😂笑えますよね。
ちょっと流れに乗ってきた2年目
そんなこんなで2年目になりました。とりあえず要領は悪かったが、がむしゃらにやっていたおかげで、ちょっと扱いが変わってきました。認められるというか、かわいがってもらえるというか、少しは質問もしやすくなりました。
そして1年の流れを経験している分、昨年の反省を踏まえて計画を練ったり、指導したりすることができました。
そしてこの年に運良く全国大会に選手を輩出することができたのです。
これに関しては私の指導力とかではなく、完全に選手の能力なのですが…😅
よく選手にコーチも成長させてもらっていると言いますが、まさにこれです。
この頃からちょっとずつ楽しくなってきていました。
外部コーチとの交流でより意識が高まる
全国選手がいたおかげもあり、選手が練習会や合宿などにも選ばれるようになってきました。そして私も帯同していくと、色々な地域から集まった選手やコーチがたくさんいます。同じ種目や同じ学年のコーチなんかとは、よく話すようになってきて情報交換をするようになります。自分の視野が広がっていくのがはっきりと分かりました。
この辺から嫌々ではなくどっぷりとハマっていったような気がします。
しかし、こう感じるまでには5年以上かかりました。
転勤や環境の変化を経てとり高いレベルの世界を知る
なんだかんだ環境の変化もありましたが、相変わらず競泳には携わっていました。
全国の舞台でメダルを取ったりと結果もついてきていました。
しかし、上にはまだ上もいます。
全国の切符を手に入れたくらいでは『おめでとう』で終わるような場所です。
目指すはオリンピックだったり、日本選手権決勝だったり、さらに次元が違う世界です。
話を聞いているだけで勉強になるし、自分も置いていかれないように必死です。
結論
このパターンは極端かもしれませんが、嫌でもその事を知っていく事で、楽しく感じる事はたくさんあります。
私の場合は仕事での始まりでしたが、最初は辞めたいと思っていた競泳の指導も今では競泳が担当できないなら辞めたいとまで思うようになりました。
キツイと感じる部分は多く、上司・保護者からのプレッシャーも感じますが、楽しくやっています。
今はそこからさらに余裕を作って全然違う分野(例えばこのブログ)へも視野を広げていきたいと日々活動をしています。
この経験から活かせるようになったこと
何事も経験。やらない理由を見つけてやめるのではなくとりあえずやってみる
自分の知らない世界はまだまだたくさん広がっています。
しかし、それが向こうからやってくるのはごくわずかで、自分から歩んでいかないとそこへはたどり着けません。
人からどう見られるかとかの不安も付きまとうと思いますが、気にしない。自分の可能性を広げていこう❗
努力というもうひと手間加えればより楽しいものになる
最初から楽しいものがあればそれもいいですが、やりだした頃、最初は大体よくわからないので楽しいとは言えないことは多いです。
そこをもうちょっと自分から歩み寄って努力することで、広がる世界はたくさんあります。
知ってたら楽しい事ってたくさんありますよね。
意外となんかうまくいかなくてやめちゃったことをもう一回やってみるとすごく楽しめるかもしれませんよ😁
私もやりたいことがあります。
このブログもそうですが、写真(カメラ)をもっと上達したいです。
一眼レフを買ってあるのですが、旅行くらいでしか出番がないので、中々使いこなせていません。
今なんかは中々お出かけができないのでずっと眠っています😅
テレビや雑誌で見るようなスゲ~と思うような写真が撮ってみたいです。
隙を見つけてチャレンジしてみたいと思います!
さいごに
よく知りたいことがあったらネットで調べたりすると思います。
でもやはり体験することや実際自分の目で見て感じないと得られないものは多いです。
やりたいこと・ものが自分で足を運べる距離や時間があるのなら、すぐ行ってみましょう。
何時間もスマホで調べるよりははるかに情報量が多く、得られるものは大きいです。
もちろん下調べも大事ですけどね。
すぐにあきらめないで努力してみると見える景色は変わります。
色んなチャレンジをしていろんな経験を得られればと思います。
年齢なんて関係ないですよ👍