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協調性を養えば個性は減る?

最近水泳の指導をしていて疑問に思うことが出てきました。

 

指導をしている時にコーチの指導の理想として思うことは、コーチの話を聞いて、コーチの言ったとおりに動くように導いて上達させる。

 

自分の計画通りにレッスンを行い、子ども達の技術・体力を向上させるとこにあります。

 

どんな習い事や学校でも基本団体行動なので、輪を乱さない事が指導・管理する側としてはありがたいです。

 

そして一部の自分勝手にやっている人が良くない振る舞いとして注意されます。

 

でも、それってどうなんだろうな~?と思う事も増えてきました。

 

もちろん人に危害を加えたりするのは論外です。

 

ただ、個性のあふれている子に話を聞くとたまに納得できる意見もあるのです。ほとんどはとんちんかんな事が多いのですが…(笑)

 

私ももっと若かった頃は、勢いと威勢に身をまかせ力ずくでも団体行動の輪に入るように諭したり、強めに怒ったりして押さえてきたのですが、こうやってみんなの流れに合わせるように促す(協調性)ことをすることによって、将来自分の意見が言いづらいようになってしまうのではないかな?と。まあ良く言えば空気が読める人という事なんですけど。

 

自分が特にそうなのですが、基本争いごとは嫌いで、ちょっと自分の考えは違ってもみんなが納得していればそれでOKというような考え方で、自分の意見を言って議論が長くなるなら別にいいやって感じです。

 

よく言えば協調性がある。典型的シャイな日本人って感じですね。

 

教育において、もちろん大前提は本人が辛い思いをしないためにも、団体行動に慣れさせる。協調性を養うという事は幼少時代に絶対必須だと思います。

 

ですが、

 

指導員として人と違う考え方を安易に否定してしまうとよろしくないなと感じます。

 

個性が消えるような気がして…

 

団体行動(多数派の意見を理解)をしつつ、少数派(自分)の意見も大事できるような人になるように指導していくのが大事なんだなと…

 

その為にも自分に余裕を持つ。仕事にもプライベートにも…

 

なかなか難しいんだよなぁ~