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【競泳 KOSUKE KITAJIMA CUP】この時期に日本新出すってすごくない?

1月22日~24日の3日間

 

東京都水泳連盟主催でKOSUKE KITAJIMA CUPというものが開催されました。

 

競泳界のレジェンド北島康介さん(東京都水泳連盟会長)の後継者を輩出しようと実施されている大会です。

 

テレビでの放映があったり賞金があったりと注目されがちですが、そこそこレベルの小学生も出場できる幅広いレベルが対象の大会です。

 

淡々とこなす普段の大会よりも華やかで、こういった形式の大会もいいですね。

 

予選のレースからすべてに実況がついているので、ジュニアスイマーにとってはいい思い出にもなるのではないでしょうか?

 

ただひたすら実況をし続けるアナウンサーの方はさすがプロだな~と感心したものです。何人の名前を呼び続けたのだろうか…(笑)

 

私が担当している選手も出場していた為、会場に行ったりプールでの通常業務をしたりとしていました。

 

大会のハイライトとしては松元克央選手の200m自由形があがるでしょう。

 

見事日本新記録となり賞金10万円ゲットです。

 

もうちょっとあげたら?とも思うのですが、賞金が出ているだけでいいのかなとも思います。

 

そして日本新がこの時期に出るのは正直すごいと思っていて…

 

基本的にトップ選手は4月の日本選手権(オリンピック代表選考会)に照準を合わせて調整をしていきます。

 

その為この1月は結構追い込んで練習をする時期で、レースに向けた準備とはまた違うトレーニングなわけです。

 

今回の大会での日本新はこの1種目のみで、メインの種目でベストを出したトップ選手はほとんどいないです。

 

なので今のタイミングでタイムが出るというのは、相当な力がついているという事が言えると思います。それか賞金が目的で頑張ったか(笑)

 

その日本新を出した決勝前のウォーミングアップを目の前で見る事ができたのですが、直前のアップとは思えないくらい追い込んでいました。

もちろんウォーミングアップも人それぞれなので、ガンガンやる人とそうでない人がいますが、過去見たり聞いたりしてきた中でも相当ハード

 

ウォーミングアップの時仲良しで固まって、アップしてるんだか遊んでるんだかよくわからない(笑)うちの選手たちにも見習ってもらいたい…

 

そりゃ強いですよね…正直日本では敵がいないくらいの独走状態。

 

発言を聞いていても、オリンピック出るのは当たり前で、勝負してメダルを取るためのトレーニングができているんだなと感じます。

 

調整が完了した本気状態ではどんな結果になるのか、期待値は上がるばかりです。

 

そしてもう一人佐藤翔馬選手

 

200m平泳ぎ自己ベストで日本新まであと0.11と勢いがあり非常に調子がいいですね。

 

北島選手と同じ平泳ぎの選手で東京スイミングセンターと所属も同じという、まさに後継者と言われています。

 

何か起こすかもとワクワクさせてくれる選手です。

 

次は2月のジャパンオープンそして4月の日本選手権。

 

今の不安定な状況もありますが、頑張っている選手を全力で応援しましょう!