アラフォーの派遣&バイトの実態
アラフォー転職シリーズ第2弾です。
今回は転職のために約1年間立ち止まることを決意し、どういう行動を起こしたのか?という部分です。
この年齢で一度止まるという事は非常に勇気のいる事でしたが、やってみた結果非常に良かったなと思える1年でした。
一度立ち止まってよかったこと
・頭をクリアにして考えることができる
・新たな職種と触れ合うことで視野が広がる
この2点
やってみて感じた部分ですが、仕事に追われていい思考いい判断ができていない状態で、なおかつ退職日までに次の職を決めなければいけないのは結構困難だった。
できないわけではないが、これではいい転職は絶対にできないと思っていました。
若いとまだ立ち止まることがしやすいですが、家庭を持っている状態でこの手段を取ることはすごく勇気のいることだと思います。
私の場合前職が薄給だったおかげで、収入面でのハードルは低かったおかげで行動しやすかったというのもありました。その辺は感謝なのかな…
焦る気持ちもありますが、『立ち止まる』ということも必要なのかも。
派遣社員+単発アルバイトで経験を積む
水泳業界しか知らない私は、様々な業種を知る必要がありました。
そのまま転職活動を続けても、視野が狭くいい転職はできないと感じていました。
その為期間を1年以内と設定し、派遣社員+単発アルバイトで様々な経験を積みながら転職活動をすることにしました。
果たしてうまくいくのであろうか…
派遣社員は収入メイン
不幸中の幸い前職での収入は少なかったので、派遣でも今の生活水準をキープすることができた。
しかし、給与・スキル的に選ぶ余地なく【製造】に決まった。
求人サイトを見ているとかなり条件の良いものを見かけるが、実際に話を聞いてみると今は無いとか過去にはあったとかそんな感じではぐらかされてしまうことが多い。
求人サイトの情報を鵜呑みにするのもリスクがあるので注意です。
製造の仕事はとても楽しかった
体力的にキツい。怖い人がいるとかあまりいいイメージのない製造業。
口コミサイトとか見てもなかなか厳しそうなことが書いてあってビビっていました。
結論私はかなり特殊な物の感じ方なのかもしれないが、正直とても楽しかった。
とてもなの通っている企業ということもあってか、無理な働き方はせずちゃんと管理されていた。人付き合いも良好で、男子校のようなノリ。
ここに就職できるならぜひお願いしたいと思える会社。
今までの中小企業との違いにびっくりしながらも、いろいろな面で経験を積むことができた。
アルバイトは興味のあるものを
スポットのアルバイトは興味のあるものにトライするようにした。
ブラック企業(だと思う)で働いていた私にとっては、派遣+バイトでも前職より時間も心も余裕があった。これも激務の経験が生かされているのかもしれない。
印象に残った仕事は以下の通り
①コンサートのスタッフ
関係者入り口の前で通る人のpassをチェックする係。1日立ちっぱなし。キレイな人多い。気さくな人はしゃべってくれたりして楽しかった。
現場を仕切る人はとても大変そう
②倉庫でのピックアップ
でかい倉庫内で通販や、実店舗用の商品(アパレル)をピックアップするというもの。それぞれが伝票と台車を持って自分のペースで取り組む。
ずっと歩いてるが、ゲーム感覚で楽しい。自分のペースでできるのも○
時給は安め、幅広い年齢層
③某北欧家具屋さんのカート回収
みんな知ってるあの青い家具屋さん。
結構楽しい。食堂が使えてとてもおいしかった。
④飲料・食品の流通倉庫
ペットボトルや缶の入った段ボールをひたすらコンベアに流す仕事。
夏だったのもありメチャきつかった…周りはムキムキな人が多かったような
他にも様々な現場に行ったが、口コミはあまり当てにならなかった印象。色々感じることができ、とてもよかった。良くても悪くても1日だけ。
コミュニケーションのスキルもつくし、一度やってみるのもいいかもしれない。
時給以上の様々な出会い・経験がある
年齢を理由にして最初から諦めるのは非常にもったいない。
アルバイトをすることで時給で得られるお金とは別にお金を払っても得ることのできない出会い・経験があった。
・現在借金まみれの人の生の話
・職業訓練中のインド人とお互い不慣れな英語での会話
・普段交わる機会のない年上の人・学生との会話
・フリーランスの人のリアルな話
これらは普通に生活していたら出会うことはないので、こういった人との会話は非常に魅力的であった。
そして私自身アラフォー男性がなぜバイトしているのか?という状況は結構話題性があり話のネタになるということもわかった。
こういった経験を経て転職活動の材料にしていくのでした。