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【競泳】全国JOなど目標達成まであと少し!の人へ

ジュニアの水泳もシーズン終盤にさしかかっています。

 

中止が決定した全国JO春(通信大会を実施予定)を控え、予選も残り数えるほどになってきました。

 

JOの標準を突破してホッとしている人もいれば、あと少しがいききれなくて、不安な人もいると思います。

 

そして予選にチャレンジできるチャンスが少なくなるにつれ、色々とプレッシャーがかかったり、力みすぎて本来の力が出せなくなってしまったりとだんだん精神的に追い込まれていきます。

 

競泳コーチをしていると毎シーズンこの光景に立ち会います。

 

結果は様々で、力が出し切れず目標へ届かなかった選手もいれば、プレッシャーに打ち勝ち目標達成した選手。

 

0.01秒に泣いた選手。

 

最終予選前に怪我・体調不良でチャレンジすらできなかった選手。

 

様々な選手を見てきましたが、その中で

 

結局目標達成させるために

 

・技術、体力の向上

課題、目標をはっきりとさせてそこに全力で取り組む

どうしたら目標達成できるのかの道筋をはっきりさせるため超具体的な話をする

 

・メンタル面の向上

練習で課題をクリアした事を自信にしてレースに臨む

これならいけそう!というところまで気持ちを持っていく

 

ここが必要でないかと思います。

 

そこでコーチの出番であって小さな目標達成の実績を積んでいくミッションを次々と提案していきます。

 

ただ頑張れやただ早く泳げでは伝わらないのです…

 

泳法の修正はもちろんのこと食事やウォーミングアップ・待機中などの準備の面まで

 

昔はワーワーわめいていましたが…(笑)

 

しかし、今はコロナウイルスの影響もあり、レース中も練習もあまり長々と話ができません。

 

どうすればいいのかと考え中です。

 

是非あと少しで悩んでいる人は担当コーチに話をしてみてください。

 

どこを直すべきなのか?技術的な話なのか?体力的なのか?ペース配分なのか?メンタルなのか?

 

コーチがレース後に言う言葉で多いのが、『前半が遅いね~とか』『後半もうちょっと粘らないと』とかタイムの話をしてくると思いますが、肝心なのはそのタイムを上げるためにするべき事です。

そこを聞いてみてください。

 

ピッチ?

ストローク?

浮き上がり?

スタート?

ターン?

アップの質・量?

待機中の行動?

などなど…

自分のレースの時の感覚もちゃんと伝えて共有することで、より明確な解決策が浮かんでくると思います。

 

そのまま練習やってりゃタイムが上がるだろうと思っていると痛い目を見ます。

 

もちろんそういう人もいますが、全員ではありません。そして目標達成した後も次の目標は必ずあるわけなので、どんどん突き進んでいかないと全国の舞台で勝負はできません。

 

コーチはもちろん選手全員を見ていますが、より深く見るという事は時間的にも業務的にも難しくなってきます。

 

聞かれないよりは聞かれた方がより深く考える事が多いです。それは個別に聞いてくるほど思いが強いという事と、悩みや不明点は口に出して言ってもらわないと気づいていないことも多いからです。

 

コロナウイルスで競技会も中止になっていることも多く、チャンスは少ないですが、今の学年での活動は今しかできませんので後悔の無いように全力で頑張ってほしいです!

 

そして私のチームでも目標は違えど『あと少し!』がたくさんいます。

 

最後の一押しができるようにコーチも頭を悩ませながら作戦を練るのでした…