へっぽこ水泳コーチの日常

スイミングスタッフ・一児の父の描く日常を中心に好きな事を書いています😁

【水泳】頑張ってもタイムが上がらない選手・サボっていてもタイムが上がる選手はなぜ出てくるのか?

こういう人いませんか?

 

全然練習頑張らないのになぜかレースで速い人…

 

1年中ずっと調整しているような取り組み方で全然頑張っていないのに全国大会でサクッと決勝に残ってしまう選手…

 

別の選手は全国大会決勝なのにも関わらず完全に手抜きのレースをする選手もいました😅

呆れてものも言えない状態です。

 

逆に練習すごく頑張っているのにレースではなかなか結果が出ない選手もいるのです🤔

 

コーチの立場としては『ほら、練習ちゃんとしていないからでしょ?もっとちゃんと取り組まないと!』といきたいところなのですが、こういう結果が出てしまう選手がいるとそう強くも言えない状況にもなってくるのです。

 

もちろん結果が出てしまう選手はやはりセンスがいい😗

 

頑張らなくても結果が出ているからそのままでいいと思ってしまうのは正直な感想なのかなと思います。

 

しかし、こういう選手は学校水泳の規律がしっかりとした状況では適応することができず、辞めてしまったりすることが多いので、割と融通が利くクラブチームでやっていることが多いですね。

合宿に行っても担当コーチを怒らせてしまったり…何度謝ったことか

 

後は決勝を泳ぐ力はやはり練習を積めていない分弱い。

こういう選手は壁にぶち当たって自分で足りない部分に向き合わないとなかなか成長がありません。

しかし、そこの努力ができず、壁にぶち当たるとそのままフェードアウトなんて選手は多かったです。非常にもったいない。

そこを乗り越えられるととんでもない選手になります。

 

そして逆のパターン

コーチとしてはこの頑張っても結果が出ない選手を何とかしてやりたい気持ちが強いのです。

練習をやっていないならちゃんと練習をしていないからだと自分で感じる事ができるでしょうが、練習もちゃんとやっていて結果がついてこないと、コーチとしても非常に申し訳ない気持ちになります。

 

そんな中コロナウイルスの影響で練習を休まざるをえない状況になりました。今までこんなに休んだことはないでしょう。そして、休むという普段の流れとは違う生活を過ごす事でちょっとヒントがあった気がします。

 

結果が出ない選手が2ヶ月以上休むとどういう変化があったか?

結論:タイムが上がりました。

 

タイムが上がらない→もっと練習をしないと→タイム出ず→もっともっとやらないと

 

というような形で、とにかく気持ちが追われていて焦りがありました。

 

立ち止まることが怖く、とにかく身体を動かしているという状況です。

 

コーチも止まることを怖がっていた

正直こんなに休みが続いたけど、復帰後ボンッとタイムが出てビックリしたコーチや選手もいたのではないでしょうか?私もその一人です。

 

正直練習ができないという事はコーチ自身としても非常に怖かったです。

 

どんどん競技力が下がっていくんじゃないかと…

 

もちろん練習を積み上げて得られる部分(持久力など)は下がりました。

 

しかし、再開後3~4ヶ月で元に戻りつつあると感じています。

 

それ以上に選手・コーチが一度立ち止まることで色々な事を考え、泳げることのありがたさを再確認し、もう一度心身新たな状態にして再開することができたのは非常に良い方向に進んでいたと思います。

 

軒並み再開後のレースは周りの選手も高記録連発で、活動がストップしていたことを感じさせないですよね。

 

もちろん課題もある

今はまだコロナ前ほどのレースを積めていません。

 

1日1種目1回のレースで終わりというレースが多かったので、力が出しやすかったと思います。

日本選手権・オリンピックでは予選・準決勝・決勝と数多くのレースをこなさなければなりません。そういう部分の体力はまだまだ元に戻っていないのではないかなと感じます。

先日終了したインカレでも決勝でタイムを落としてしまう選手もおり、その辺はまだ戻っていないところだなと感じています。

 

時には立ち止まるという勇気も必要

競技以外でもそうですが、何かうまくいかない場合は一度動きを止めてみるというのは非常に大事だと改めて感じるところです。

 

一度頭を整理するとまた違う見え方をすることがあるかもしれません。

 

とはいえサボって結果が出るやつはやはり納得がいきませんが(笑)