さて今回は競泳選手たちが初めて遠征で県外へ行ったときの食事をご覧いただきましょう…
親元を離れ普段の生活がモロに現れるこういう機会でないと知ることができませんからコーチとしては非常に勉強になるのです。
しかし衝撃の内容となるのでした…
この食事の時期の詳細
・年齢:小学校4年~6年生
・大会:全国大会レース当日の朝
・朝食ホテルのバイキング
・指示は無し(どれぐらい食べるのか見てみたかった為)
最初に言っておきますが、衝撃です(笑)
私もビックリして写真に収めたくらいですから…🤣
それではどうぞ!
エントリーナンバー1
はい、イメージをはるかに凌駕する量じゃないですか?
お皿の残り5部屋なんか入れてこいよ😂
数々ある中でシュウマイだけ選ばれたのはよっぽど食べたかったのか…
エントリーナンバー2
いや、皿いらんやろ😐
謎の茶色は本人曰く味噌汁をこぼしたとの事…
なぜその皿を取った(笑)
エントリーナンバー3
ここまでくるとなんか彩りが良くなったと思えてしまう不思議(笑)
部屋は4つ開いています…
きゅうりをチョイスした理由を是非聞きたい
そして驚異的なシュウマイ支持率…
この年の結果はというと…
もちろん惨敗です…
この3人はもちろん食事追加の指示を出しました。これらは極端な人の例ですが、全体的に食事は全然できませんでした…
スポーツ選手として普通に食べれているなと感じるのは1人くらいでした。
他にも理由はあるでしょうが、確実にこの食事の部分も影響があったと感じています。
昼前に『お腹空いた』なんて言っている選手もいましたから…
競技以外でも非常に大切な『食事』の部分
食事に関しての意識がグッと上がったのもこの状況を知ることができてからでした。
そこからは保護者を巻き込んでの食事の状況報告をし、改善しましょうと進めていきました。
そこを取り組んだ翌年。食事は大分改善し、種目によっては表彰台に上がることもできました😁
やはり食事は大事。時間・場所・食べる物が変わってもしっかりと食事をすることができないと、勝負はできません。
競技力が上がれば上がるほど合宿や遠征というものは増えていくので、やはりこういう機会は非常に大事。
直前・その時だけで頑張ってもダメ。日々の積み重ねで仕上がっていくものです。
こういう環境でも適応していく事のできる選手が『強い選手』なのだなと感じます。